季節で選ぶ

季節のゴキブリ駆除・防除に効果的な対策方法をご紹介!

 

 

ゴキブリの発生しやすい時期と効果的な対策

不快害虫の代表格といえば、すなわちG=「ゴキブリ」です。

ゴキブリは見た目の不快さもさることながら、菌やウイルスなどの病原菌を媒介する可能性もあり、衛生面からもしっかりと退治したいところです。
ところで、ゴキブリをよく見かけるのは夏ですが、撃退するには、実は「春」と「秋」の対策がとても効果的ということをご存じでしょうか?
ここでは季節ごとのゴキブリの生態に触れながら、ゴキブリが発生しやすい時期とその他の時期の対策や有効な駆除方法など、

季節のゴキブリ対策は、「いつ」「何をすれば」いいのかをご紹介します。

 

対策の前にまず敵(ゴキブリ)を知ろう!

たとえ不快でもまずは敵であるゴキブリについて知りましょう。

国内で家の周りに出没するゴキブリは、主に次の3種類です。どちらも雑食性で、サルモネラ菌や大腸菌などの病原菌を保有している可能性がありますので、十分注意が必要です。

※在来種のヤマトゴキブリはここでは割愛してます。

 

クロゴキブリ


体長:30~40ミリメートル/色:光沢のある黒褐色

ゴキブリといえば誰もが最初にイメージするのが、このクロゴキブリだと言うぐらいとても一般的なゴキブリです。
日本にはかなり古くから定着したと考えられており、行動範囲が広く関東から九州地方でよく見かけますが、温暖化した現在では北海道でも生息が確認されています。

成虫は単独行動を好み、屋外と屋内を行ったり来たりして暮らしています。越冬すると2年近く生存することが特徴です。

またこのゴキブリの糞尿による汚染被害が、ゴキブリの中では一番大きいことがわかっています。

 

チャバネゴキブリ

体長:10~15ミリメートル /色:黄褐色

名前こそ茶羽根ですが、実際には黄褐色のゴキブリでクロゴキブリよりやや小型です。よくゴキブリの幼虫と誤解されている方もいますが、これが成虫です。
特に飲食店で多く見られるゴキブリです。チャバネゴキブリは夜行性で低温に弱いため、暖房設備のあるビルや飲食店の厨房などを好みます。寒さには弱いですが暖かくて水分の多い屋内であれば、日本中どこにでも生息が確認されていることが特徴でしょう。メスは1か月に一度30~40個の卵を産卵します。

 

ワモンゴキブリ

体長:30~40ミリメートル/色:光沢のある茶褐色

クロゴキブリよりやや大きな体は茶褐色で光沢があり、前胸背に淡黄褐色の環状紋(ワモン)があります。暖かい場所を好むため、温水が絶えず流れているような大型施設の汚水槽やマンホールなどに多くいるゴキブリです。主に関西から九州・沖縄を含む西日本を中心に生息しています。群れをつくる習性があるので、1匹見つけたら複数いると考えた方が無難です。

 

ゴキブリの季節ごとの生態に応じた対策はこちら!

敵を知れば百戦危うからず!ゴキブリの季節ごとの生態と、それに応じたもっとも効果的な対策のポイントをざっくりご紹介します。

《季節ごとのゴキブリの活動と季節別ゴキブリ対策ポイント》

 

季 節

幼虫が活動開始!! 最も活発化!! 冬に備える!! 越冬する!!

 

 

 

ゴキブリの活動

まだ幼虫なので繁殖能力が無い。
繁殖前で個体数が少ない。
気温が20℃くらいに暖かくなると活動をスタート。
活動域が拡がる事で様々な場所に出現、発見遭遇し易くなる。

繁殖も旺盛に行われ、幼虫から成虫まで大増殖しドンドン増える!!!

夏に増えたゴキブリの生き残りが繁殖しながら冬を越す為の住処を探し始める。

秋に生んだ卵か幼虫の状態で冬を迎える。

●クロゴキブリの場合

ベランダやダンボールの隅などで卵や幼虫の状態で越冬。
寒さに耐えれず死ぬ個体もあり。

●チャバネゴキブリの場合

一般住宅では寒さで死んでしまう。主に24時間暖房のビルや飲食店、都心のマンションなどで越冬する。

 

 

対策ポイント

と対処法

屋内へ侵入させない!

成長させない!

見つけ次第徹底駆除!!! 卵を産ませない!
生き残りをやっつける!

翌年に持ち越さない!

隠れた越冬中の幼虫を駆除!!

「待ち伏せ」「毒餌(ベイト)」式の殺虫剤を用いて、屋内への侵入を許さない!

成長する前に駆除して先手必勝!!

ゴキブリに出くわしたら、ひるまずに即殺虫スプレー!

繁殖させない!

見つけ次第徹底駆除!!!

越冬の為に卵を産み付けたり隠れられそうな住処を作らせない!

生き残った成虫や越冬準備中の幼虫を徹底駆除!!

姿はほぼ見なくなるが、越冬中でじっとしている幼虫のピンポイント駆除チャンス!

隠れ家を見つけ出し、大掃除のついでに「くん煙タイプ」で徹底駆除!!!

 

 

季節別ゴキブリの行動や生態

ゴキブリはどんなときも同じ行動をしているわけではなく、駆除対策するためには、その行動や生態を理解しておくことが大切です。

ゴキブリの発生を効果的に防ぐためにも、まずは季節ごとの生態や行動について説明いたします。

春のゴキブリ

春になると寒い冬を生き抜いたゴキブリが活発に活動しはじめます。寒さに弱いゴキブリは、春先になると活動を始めるといわれています。

春は幼虫が動き出す時期です。昨年の秋の終わり頃に産みつけられた卵は卵鞘(らんしょう)のまま越冬し、気温が20℃くらいになると活動を開始します。この時期はまだ幼虫が小さく、数は多いが見かけることは少ないです。

また、春は新生活の始まりで引っ越しをされる方も多いかと思います。引っ越すときに気をつけなければならないのがダンボールです。ゴキブリはダンボールについていたり、卵などを付着させることができるので注意が必要です。特に引っ越し用にお店やスーパーなどから古いダンボール箱をもらって来たりすると、そのまま引っ越し先にゴキブリを持ち込んでしまい兼ねません。

 

夏のゴキブリ

 

夏はゴキブリが最も活発に動き回る季節です。活動の範囲も拡がり様々な場所でよくゴキブリを見かけるようになります。

ゴキブリは寒さが苦手な反面ジメジメした梅雨や暖かい夏が大好物です。25度を超えると繁殖も活発となりますので、動き回る上に卵をたくさん産んでドンドン数を増やしながら更に広範囲に拡がっていきます。

 

秋のゴキブリ

ゴキブリは快適な環境にやってくる

真夏の日中は流石に炎天下に姿を見せなくなるゴキブリですが、暑さを避けて建物内の日陰やエアコンの効いた涼しく快適な室内にやってきます。

「人間と同様にゴキブリも快適な環境を好みます」

夏の間に増えてしまったゴキブリを充分に駆除しきれていないと、そのまま秋を迎えて生き残ったゴキブリが繁殖を続けてしまいます。

秋になると真夏の暑さが和らぐ事で寧ろ快適な環境となり、夏の間に隠れていたゴキブリの活動が増して被害が増えてしまうという事も起こります。

冬が近づくにつれて少しずつ肌寒くなり、ゴキブリにとって苦手な気候に近づいてきます。その為にゴキブリの活動範囲は狭まって行き段々と見なくなってきます。

秋はゴキブリが越冬の準備をする時期です。

夏の間に生まれて秋に幼虫となったゴキブリは、冬を越すための住処を探します。

特にダンボールの隙間などはゴキブリにとって格好の隠れ家となります。ダンボールの断面の波打つ空間も、産卵場所としてよく使われます。構造上、暖かさと湿度が保たれ、しかもちょうどよい狭さと暗さも備わっているためです。

秋の終わり頃に産んだ卵は寒さに耐えるよう、丈夫な殻に入った卵鞘のまま越冬します。

ゴキブリは「越冬」できる?

夏や秋に活発に動き回るゴキブリですが、冬にはパタリと見かけなくなります。しかし、寒さで死滅してしまったわけではありません。ゴキブリは生命力が非常に強いのです。繁殖を含め、秋頃に最も活動量が増えますが、冬は卵の状態で越冬し、また暖かくなると孵化して活動を開始します。およそ10度以下になると繁殖能力も失われてしまいます。

寒さが厳しい北海道ではゴキブリをあまり目にしない、という話を耳にしたことがある方も多いかと思います。近年では温暖化の影響や暖かく快適な湿度に保たれた室温のせいで、北海道地域でもゴキブリを見かけるようになりました。この例のように、いままでゴキブリが生息していなかった部屋でも「越冬」するために侵入してくることが考えられます。

つまり、ゴキブリは「越冬」するのです。

 

冬のゴキブリ

冬はゴキブリにとって苦手な季節です。寒さで寿命を迎えるゴキブリが多くいるため、通常は冬にゴキブリを見かける事はほとんど無いかと思われます。
しかし、ゴキブリは居なくなった訳ではなく、暖かい場所を求めて屋内の何処かに隠れている可能性もあるため注意が必要です。

ゴキブリは秋に産みつけられた卵か幼虫の状態で冬を迎えます。しかし種類によっては、摂食や発育、生殖などを停止して越冬休眠するゴキブリと、越冬休眠しないゴキブリがいます。

越冬休眠するクロゴキブリ

越冬休眠するクロゴキブリなどは、ダンボールの隙間などで静かに春の訪れを待ちます。クロゴキブリは、卵や幼虫の期間を含めて成虫になるまでに1~2.5年かかることもあります。休眠中自らの成長を止めることで、その分寿命が長くなります。成虫になってから3~6ヵ月生きるため、最長3年以上生きるものもいます。

越冬休眠しないチャバネゴキブリ

チャバネゴキブリなどは越冬休眠をせず、冬の間は暖房の効いたビルや飲食店などで生息しています。チャバネゴキブリは、1年で2世代以上増殖するなど特に発育が速く、その分寿命は4~8カ月前後と短命です。

 

  • ゴキブリが最も発生しやすい時期は、気温が25度以上になる夏です。
  • ゴキブリは高温多湿な環境を好み、20度以上の環境が最適な生育温度とされており、それ以下の温度だと動きが鈍くなります。夜間も20度を超える夏場は幼虫も育ちやすく、すぐに大きくなり、次の世代を残そうと繁殖を繰り返します。様々な場所に出てくるので鉢合わせする可能性も高くなり、不快な思いをするかもしれません。
  • ゴキブリは夏の間だけ注意していれば良い、というわけではありません。ゴキブリの繁殖力は強く、姿を見かけない時期も家の中に潜んでいる可能性があります。
  • 秋になると暖かく湿気のある場所に居を構え、冬を待ちます。キッチンのシンクの隙間、冷蔵庫の下や裏側に隠れている個体も多いです。冬場は越冬の時期です。寒さに耐えきれず死んでしまう個体もありますが、一定の温度に保たれているビルの内部、飲食店、マンションに住まいを移すゴキブリもいます。
  • 「寒い時期にはゴキブリの姿をあまり見かけない」と思われている方も多いでしょうが、決してゴキブリが居なくなった訳ではありません。
  • 秋に産みつけられたゴキブリの卵はそのまま冬を越しますし、冷蔵庫や電子レンジの裏など暖かく快適なすみかを見つけて、冬も生息して春を待つ成虫もいます。
  • 冬になると活動が鈍くなるものの、暖房の効いた家の中など、環境が良ければ20℃以上の温度の場所には1年中ゴキブリが生息しています。

 

季節別のゴキブリ対策

ゴキブリは1年中見かける害虫ですが、季節によって行動が違うので、季節ごとのゴキブリ対策をする必要があります。

特に夏とそれ以外の季節ではゴキブリ対策は異なりますので、季節別に紹介していきます。

 

春のゴキブリ対策

春はゴキブリを「家の中への侵入を許さない!成長させない! 」

クロゴキブリは越冬します。春が来て気温が上がると活動を始め、屋内にも入りこもうとします。ゴキブリは20℃以上の気温にならなければ発育が遅く、25℃程度にまでならないと繁殖が難しい生き物です。春のゴキブリは、まだ幼虫なので繁殖能力を持たず、数が少なく動きも鈍いのが特徴です。仕留めやすいこの時期に確実に対策をとりましょう。夏に大きく成長したゴキブリに遭遇しないためにも、春の対策は重要です。

ゴキブリは湿気が多く、暖かいキッチンやダンボール、観葉植物の土の中などに卵を産みます。ゴキブリの卵は1センチ程度の黒い殻で、小豆のようなものをイメージするとわかりやすいかもしれません。冷蔵庫裏や食器棚の裏、シンクの下など卵を産みやすい場所をしっかり調べて卵や幼虫のうちに退治をしておきましょう。卵から幼虫となりゴキブリが動き始めるこの時期は、屋外のゴキブリたちが家の中へ侵入しようとします。

玄関やサッシなど、侵入してきそうな場所の隙間をできるだけなくし、待ち伏せタイプの殺虫剤などで侵入を防ぎましょう。すでに侵入したゴキブリには、「毒エサ(ベイト剤)」や「くん煙」タイプの殺虫剤が効果的です。

この春にゴキブリの幼虫を退治すると、活動が活発になる夏を楽にすることができます。

春のゴキブリ対策:1 「待ち伏せタイプ」の殺虫剤で、家への侵入を許さない

屋外から家の中に入ってきやすい場所に「罠」をしかけて、その上を通ったゴキブリを退治し、家への侵入を阻みましょう。

侵入口になりやすいのは、以下のような建物と外がつながっている場所。ちなみに、数ミリの隙間さえあれば、侵入可能といわれています。一見「隙間はない」と思っているところも、ゴキブリにとっては十分、侵入口になる場合もあるので、油断しないようにしましょう。

・サッシ
・ドアの隙間
・通気口
・換気扇

 

これらの場所に、「待ち伏せタイプ」の殺虫剤をスプレーして侵入対策します。

春のゴキブリ対策:2  成長する前に先制攻撃

家の中で越冬したゴキブリも、家の中への侵入に成功したゴキブリも、春はまだ動きが鈍く、部屋の隅などに隠れている状態です。成長して繁殖できるようになる前に先制攻撃をかけましょう。どこにいるかわからないゴキブリを退治するには、「くん煙タイプ」の殺虫剤がおすすめです。
また、鈍いながらも動き出したゴキブリを退治するために、「待ち伏せタイプ」や「毒エサ(ベイト剤)タイプ」の殺虫剤をすみ家になりそうなところに仕込んで、徹底的に先制攻撃をかけましょう。

 

夏のゴキブリ対策

夏はゴキブリが一番活発に動く時期になります。その為、ゴキブリをよく見る季節になります。更に、ゴキブリは25度を超えると繁殖も活発になりますので卵をたくさん産むようになります。

そんな夏のゴキブリ対策はまず見つけたらすぐに殺虫スプレーなどで駆除をしてください。逃げられた場合は燻煙式の殺虫剤を使って、見えなくなったゴキブリを退治するようにしてください。

尚、燻煙剤には隠れているゴキブリを追い出す効果のある成分も含まれており、冷蔵庫の裏などの隠れ場所から出てくることも。また、玄関などに出てきた場合は通り道の可能性もあるので、毒エサ(ベイト剤)タイプなどの罠を仕掛けておけば、ゴキブリ対策になります。

1年の中で、夏はゴキブリがもっとも活発に活動するシーズン。注意していてもどうしても出会ってしまうものですね。また、25℃を超えると繁殖も活発になり、卵を多く産むようになります。そんな夏の時期のゴキブリ対策をご紹介します。

夏のゴキブリ対策 : 1 ゴキブリに出くわしたら、「ひるまず、すばやく殺虫スプレー!」

ゴキブリに遭遇してしまったら、ひるまず、すばやく「殺虫スプレー」で撃退しましょう。
そのために、殺虫スプレーはすぐ手に取れる場所や、ゴキブリをよく見る場所に置いておくのがポイントです。しまい込むといざという時に使えず、ゴキブリを逃してしまいます。

[ゴキブリに逃げられてしまったら]
室内にゴキブリがいることはわかっている訳ですから、そんな時は「くん煙タイプ」の殺虫剤がおすすめです。お部屋のすみずみまで殺虫成分が届くので、居場所のわからないゴキブリの退治に最適です。
くん煙に含まれる殺虫成分の追い出し効果によってゴキブリが冷蔵庫の裏など隠れ場所から這い出てきて死んでいることもあります。

また、見かけた場所は、「ゴキブリのいつもの通り道」かもしれません。次に出てきた時に退治できるように、「待ち伏せタイプ」の殺虫剤をスプレーしたり、「毒エサ(ベイト剤)タイプ」の殺虫剤を置いたりして、罠を仕掛けておくのも効果的です。

夏のゴキブリ対策 : 2 できるだけ繁殖させない!徹底攻撃

夏のゴキブリは繁殖が活発で、卵を産む頻度も多く、孵化までの期間も短くなるなど、大量発生の危険がいっぱいです。目の前に出てきた時に対処すればいいかな、と思っているうちに、ゴキブリが増えてしまっているかもしれません。ゴキブリを繫殖させないために、「くん煙タイプ」の殺虫剤を活用して、部屋ごと駆除しましょう。ただし殺虫剤は卵には効かないので、生き残ったゴキブリの卵が孵化する2~3週間後に、ダメ押しにもう一度「くん煙タイプ」の殺虫剤を使うと良いでしょう。

夏のゴキブリ対策 : 3 活発な動きを逆利用

夏にゴキブリの動きが活発ということは、罠にかかる可能性も高くなります。ゴキブリを見かけた場所やシンク下など潜んでいそうな場所に、「待ち伏せタイプ」の殺虫剤をスプレーしたり、「毒エサ(ベイト剤)タイプ」の殺虫剤を置いたりする対策が有効です。どちらもスプレーするだけ、置いておくだけなので簡単です!

罠を仕掛けるのは、以下のような場所が有効です。

・キッチンのシンク下
・冷蔵庫の周辺
・ガスコンロの下
・壁と食器棚の隙間など、ゴキブリの通りそうな隙間
・ゴキブリを見かけた場所

また、ゴキブリは屋内と屋外を行ったり来たりしていて、活動が活発な夏は、その頻度も増えます。屋外に出て行ったゴキブリが再び戻れないよう、侵入口になりえる、以下のような場所に「待ち伏せタイプ」の殺虫剤を使い、その上を通ったゴキブリを退治。侵入を阻止しましょう。

・サッシ
・ドアの隙間
・通気口
・換気扇

 

梅雨〜秋のゴキブリ対策

春にゴキブリ対策をしたつもりでも、夏に行動が活発なると今まで見なかったゴキブリを見るかもしれません。活動が活発になるゴキブリは夏の季節にしっかりと対策をする必要があるのです。

ゴキブリは梅雨から秋にかけてのジメジメした暖かい季節が大好きなため、この時期のゴキブリは特に活発に活動します。そのため、ゴキブリの侵入口をふさぐことが大切です。

ゴキブリは、とても細くてすばしっこいため少しのすき間からでも侵入してきます。侵入経路は「排水溝」「換気扇」「エアコンの配管」などが多いです。
不衛生なゴキブリは排水管を登って排水溝までたどり着き、室内に侵入してくることが特に多いため、洗面所や浴室など使わないときには排水溝にはフタをしておきましょう。

また、意外にも窓から侵入してくることもあるため窓を開けるときは網戸を設置しましょう。網戸を設置することによってゴキブリだけではなく他の害虫の侵入も防止することができます。小さい虫の侵入も防止したい場合にはなるべく網目の細かいものにするのがおすすめです。

 

秋のゴキブリ対策

ゴキブリは秋に産んだ卵か幼虫の状態で越冬し、春に幼虫、夏に成虫となり活動を活発化させます。つまり、できるだけ成虫のゴキブリに遭遇しないためには、秋の対策が重要です。

秋には、ゴキブリが生息できそうな場所をなくしましょう。そのためにはキッチンを清潔に保ち、不要なものを処分して部屋を片付け、床などにゴミが落ちていないようこまめに掃除します。食器棚の裏側や冷蔵庫の周辺、コンロ周りなども念入りに清掃し、ゴキブリを寄せ付けないような環境に整えましょう。

特にダンボールは、ゴキブリにとって格好のすみかとなります。越冬させない為にも用が済んだら早めに処分しましょう。

秋のゴキブリ対策は、「卵を産ませない!生き残りをやっつける!」

【クロゴキブリの卵鞘】

※中に更にたくさんの卵が入っています

 

ゴキブリは主に、秋に生んだ卵か幼虫の状態で冬を迎え、寒い間は成長を止めじっとしています。翌年の春に暖かくなると成長を再開し、夏の活動期を迎えることになります。翌年の夏にゴキブリにできるだけ出会わなくするためには、越冬する前の秋の対策がとても重要なのです。

秋のゴキブリ対策: 1 卵を産み付け越冬しそうな、すみ家を作らない

ゴキブリが好んですみ家にするのは、「狭くて暗くて暖かいところ」。下にあげたすみ家になりそうな場所は、彼らが寄ってこないよう、こまめに掃除をする、風通しを良くするなどして清潔を保ちましょう。家の中はもちろん、ベランダなど屋外にも目を配るのをも忘れないようにしてください。

・キッチンシンクの下
・冷蔵庫周辺
・植木鉢の下
・クローゼットに入れているダンボール
・捨てようとまとめたダンボール

 

見落としがちなのは「ダンボール」です。保温性があって、ゴキブリにとって、とても住み心地の良い場所で、格好の「すみ家」になりやすいのです。
納戸やベランダに、捨てようと折りたたんだダンボールが置きっぱなしになっていませんか?中身を取り出したら早めに処分し、ためこまないように注意しましょう。

秋のゴキブリ対策: 2 生き残りの成虫や越冬準備中の幼虫を徹底駆除

ゴキブリの生き残りや幼虫は、あまり活発に動き回らないので、姿を見せることはあまりありません。そういう場合は、「くん煙タイプ」の殺虫剤で部屋を丸ごと駆除するのがおすすめです。さらに、上にあげた越冬しそうなすみ家には、「待ち伏せタイプ」や「毒エサ(ベイト剤)タイプ」の殺虫剤を仕込んで徹底的に駆除しましょう。

 

冬のゴキブリ対策

ゴキブリの動きが活発になるのは春から秋にかけてです。目にする機会も増えるため、この時期に駆除をお考えの方も多いかと思います。

ですが、活動が鈍くなる冬のうちに駆除をするのが実は効果的です。

春から秋にかけての暖かい時期、ゴキブリは活発に動き回ります。つまり、どこへでも出かけてしまうのです。反対に、寒くなる冬はゴキブリが好む、快適な場所は絞られてきます。

冬は活動が鈍くなるとはいえ、暖房の効いた家の中など、環境が良ければ20℃以上の温度の場所には1年中ゴキブリが生息しています。

頻繁に外気が入る玄関や換気が徹底されたトイレや浴室には生息しにくくなり、前述したような家電製品の裏などにより集まりやすくなるのです。つまり、そこを重点的に駆除すれば、作業効率がぐんと上がります。越冬中でじっとしている幼虫はこの季節が狙い目です。大掃除のついでにでも「くん煙タイプ」で退治しましょう。冬こそゴキブリ対策を行うことをおすすめします。

根本的にゴキブリを駆除するためには、季節を問わず定期的かつ継続的な対策が必要です。しかし、姿を見かけなくなる冬こそ効果的な駆除ができるためおすすめです。

 

効果的な対策ができるのはいつごろか

ゴキブリは夏だけでなく、春や秋、さらに冬の間でも生息しています。たとえ建物にいなくても、いつ外から侵入してくるかわかりません。ゴキブリを定着させないためには、年間を通して管理し対策することが重要です。

 

ゴキブリと出会わない為には春・秋の対策が重要

夏に一番活発に動きまわるゴキブリですが、春と秋に対策をすることで遭遇を防ぐことが可能です。

春は繁殖能力を持っていない幼虫が動き出すシーズンになりますので、成虫になる前に退治するのが大事。待ち伏せタイプの殺虫剤を使って、侵入を防ぐなどの対策を取りましょう。

秋は越冬するためにゴキブリは「狭くて暗くて暖かい場所」の住処を探し始める時期になります。たとえば以下のような場所が住処になる可能性が高いです。

ゴキブリが潜んでいそうな場所

  • シンク下
  • 冷蔵庫周辺
  • まとめた段ボール
  • 植木鉢の下

秋のゴキブリは夏ほどは活発に動かなくなるので、そこまで姿を見せることがありません。その為、スプレータイプの殺虫剤を常備しておくよりは「毒エサ(ベイト剤)」など「待ち伏せタイプ」の薬剤を設置しておき、徹底的に駆除しましょう。

この時期にしっかりと対策を取れば春・夏にゴキブリと出会うリスクを減らすことができます。

※飲食店にスーパー・食料品店、商業施設やオフィスビルなどでは、毎年春と秋の年2回、害虫駆除の専門業者に定期的に徹底したゴキブリ駆除施工を依頼している事が多いです。

 

夏にゴキブリと出会わないためには、実は「春」と「秋」の対策が効果大!

まだまだと油断している春。ゴキブリが頻出する夏が終わりホッと息つく秋。しかし、ゴキブリ駆除の最大のポイントはこの「春」と「秋」にあるといっても過言ではありません!先制攻撃で繁殖を防ぐ春の対策、生き残りを駆除して越冬させない秋の対策で、その後の遭遇率がグッと減らせるのです。

 

通年のゴキブリ対策~ゴキブリを寄せつけない「日頃の心がけ」

「うちにはゴキブリはいないから大丈夫」と油断していると、ゴキブリは外から侵入してきます。ゴキブリは夜行性なので、もしかしたら皆さんの目に触れていないだけかもしれません。
ゴキブリの防止策には、次のような「日頃の心がけ」が大切です。

通年のゴキブリ対策 : 1 キッチンにエサになるものを置かない

キッチンには、ゴキブリのエサとなるものをむき出しのまま置かないことが肝心です。特に気を付けたいのは、「生ゴミ」「ペットの餌」「食べかす」。生ゴミはストレーナーなどに放置せず、ビニール袋などで密封して片付けましょう。ペットのえさも同様です。食べかすのついた食器もキッチンに放置せず、洗っておきましょう。ゴキブリが住みにくい環境にするために、キッチンまわりはいつも清潔を心がけましょう。

通年のゴキブリ対策 : 2 すみ家をつくらせない

ゴキブリは、暖かい所、湿気の多い所、物の移動が少ない所、狭い所が大好き。
冷蔵庫、戸棚の裏などすみ家になりそうな部屋の隅っこや物かげなどは、普段からこまめに掃除しておきましょう。部屋は整理、整頓して、日頃から風通しを良くしておくことも大切です。紙類やダンボールなども住処になりやすいので、ためこまないように注意しましょう。

 

殺虫剤を正しく活用する!

殺虫剤にはこわいイメージをお持ちの方も多いかも知れません。でも、正しく用法・用量を守れば、乳児や小さなお子様がいても安全に使えるのです。見るのも嫌なゴキブリとの遭遇を減らすためにも、殺虫剤を賢く生活に取り入れてみましょう。
「くん煙タイプ」「待ち伏せタイプ」「毒えさ(ベイト剤)タイプ」について、使い方と注意点をご紹介します。

※ここに記載の内容は代表的な使い方と注意点です。使用の際は必ず、お使いになる商品の記載に従ってご使用ください。

「くん煙タイプ」の殺虫剤の使い方と注意点

 

くん煙タイプの殺虫剤には、強い噴出力の「煙タイプ」、水を使って煙を出す煙が少なめの「水タイプ」、煙が出ずに短時間で済む「霧タイプ」の、3タイプがありますので、下表を参考にライフスタイルに合わせて使いやすいものを選びましょう。
初めて使う方や小さなお子様がいるご家庭では、煙が出ず部屋を締め切る時間が短い「霧タイプ」が使いやすくおすすめです。

使用する前には以下の準備をします。
・食品や食器、パソコン・テレビなどの精密機器は、煙からガードするためにビニールなどで覆う
・ペットや観葉植物は、部屋の外に出す
・タイプによっては火災警報器が反応する場合があるので、警報機のスイッチを切るかビニールなどで覆いをする

殺虫剤始動後は、以下の点に注意しましょう。
・部屋から退出して部屋を締め切り、所定の時間そのままにする
・所定の時間の間は入室しないようにする
・換気のために入室する際は、タオルなどで口や鼻を押さえて薬剤を吸い込まないようにする
・終了後は、30分以上部屋をよく換気する
・火災警報機に覆いをした場合は、忘れずに外す

【タイプ別くん煙殺虫剤の特徴】

 

種類

煙タイプ  水タイプ  霧タイプ 
 こすって煙が出るタイプ  水ではじめるタイプ  ノンスモーク霧タイプ
 始動方法  フタを取ってこする  水を入れて缶をセットする  ボタンを手や足で押す

 

特徴

・強い噴射力と拡散力で隠れた害虫も逃さない
・煙がスミズミまで届くため一戸建てにおすすめ 
・少ない煙でスミズミまでよく効き、ニオイも少なめ
・水を入れるだけでスタートする安心設計 
・霧なのでマンション、集合住宅でも隣家に気兼ねなく使用できます

 

備考

火災警報機が反応する場合があります。使用前に警報機を袋などで覆ってください。 火災警報機が反応する場合があります。使用前に警報機を袋などで覆ってください。  火災警報器に反応しないタイプです。
(使用方法に従って使用した場合。ガス警報機には反応することがあるので使用前に警報機を袋などで覆ってください)

 

「待ち伏せタイプ」の殺虫剤の使い方と注意点

 

「待ち伏せタイプ」の殺虫剤は、ゴキブリの通り道になりそうな場所や隠れていそうなすき間にスプレーしておくだけで、その上を通ったゴキブリを退治できるというスグレもの。
手間がかからず手軽に退治できるのも大きな魅力です。効果は約1か月持続します。

使用する時は以下の点を注意しましょう。
・人が触れるところにはスプレーしない
・スプレーして塗布して使うものなので、空間や人体に対してはスプレーしない
・換気をよくして使う
・食品や食器、おもちゃ、観葉植物などにかからないようにする。

 

「毒えさ(ベイト剤)タイプ」の殺虫剤の使い方と注意点

「毒えさ(ベイト剤)タイプ」は、ゴキブリの通りそうなところに置いておくだけなので、使い方は簡単。置いておき、これを食べたゴキブリを退治できる殺虫剤です。食べたゴキブリはもちろん、そのフンや死骸を食べたゴキブリにも効果があるものもあります。

使用する時は以下の点を注意しましょう。
・容器から中身を取り出さず、そのまま使用する
・薬剤が手に触れた場合はよく洗う

 

ゴキブリの「巣」とは

先ほども軽くお伝えしましたが、ゴキブリが好む場所は「暗くて狭くて暖かい」場所になります。しかし、ゴキブリには巣を作る習性はありません。

ゴキブリの糞には他のゴキブリを呼ぶフェロモンを発生させます。隠れた場所に糞をすることで、他のゴキブリが集まり「巣」となるのです。

尚、ゴキブリが好み巣になる場所としては以下があります。

  • キッチンの収納
  • ゴミ箱
  • 冷蔵庫の下
  • 家具の下・裏側
  • エアコン
  • 植木鉢の下

上記に挙げたところは、全てゴキブリが好む場所となり、対策をしないと巣になってしまうところです。全ての場所でゴキブリ対策は必要ですが、特にキッチンは食べ物や調理器具を置く場所で衛生的にも良くありません。その為、キッチンや家具の下などは徹底的な対策を取った方がいいでしょう。

 

常日頃から心がけるゴキブリ対策

季節別でゴキブリ対策について紹介しましたが、季節に関わらず常日頃からゴキブリ対策を心がけておくのが大切です。

また、日頃からゴキブリ対策をしていれば、いざその時期が来ても焦る必要がありませんので、是非試してみてください。

 

キッチンを綺麗にしておく

キッチンを清潔にしておくことはとても大事です。

ゴミや食べ残しなどはゴキブリのエサになります。掃除をして常に綺麗にしておきエサになるものを放置しないことが大切です。 

特に要注意なのは、“ヌメリ”。ヌメリとは、水アカや食材のカス、油分などが腐り、菌が繁殖して起こるものです。

キッチンでは、生ゴミの汚れや油分が豊富なので、これが元になり繁殖していきます。このヌメリこそ、ゴキブリの大好物。

だから、掃除をしたとしても、ヌメリをきちんと取り除かないと、意味がありません

さらにこのヌメリの発生源の一つが菌。  だから菌が繁殖する条件の、高温・多湿・栄養が3拍子そろっているような、夏のキッチンの排水口は、そこからまた菌が増殖し、再びゴキブリが現れるという悪循環に陥ってしまいます。

また、食材は密封された戸棚や冷蔵庫に入れておきましょう。中には野菜の入ったダンボールを開けたまま置いている家庭もあると思いますが、ゴキブリにとってはごちそうが置いてあるようなもの。特にゴキブリはタマネギが大好物で、その成分はゴキブリをおびき寄せる毒エサタイプにも使われているぐらいなので、保管に注意しなければなりません。

ホウ酸だんごを設置する

ホウ酸団子とはジャガイモ、タマネギなどゴキブリが好きな食べ物にホウ酸を混ぜて作る毒エサです。昔から、ゴキブリ退治に使われており、中には手作りする方もいます。

ホウ酸団子を食べたからといってすぐにゴキブリが死ぬわけではなく、死ぬまでに1週間から半月程度の時間がかかりますが、効果は抜群です。

ホウ酸団子が無い場合は毒エサ(ベイト剤)タイプの殺虫剤を使用しましょう。

ハッカ油で拭き掃除をする

ゴキブリはハッカの匂いが苦手な為、ハッカ油を使って拭き掃除をすることでゴキブリの侵入を防ぐことができます。

また、この他にもミント、ユーカリ、ローズマリーなども匂いが苦手な為、植物として育てておくのもおすすめです。ただし、しっかり手入れにしないとコバエの発生源になるので注意しましょう。

風通しをよくする

ゴキブリは湿度の高いジメジメした場所を好みます。特に日本は湿気が多いですので、閉め切った部屋はゴキブリにとって快適な住処となります。

その為、定期的に窓を開けて風通しをよくしておきましょう。

ダンボールを放置しない

ダンボールのクッションの部分には小さな隙間があります。ゴキブリは5mmほどのダンボールの隙間によく潜んでいます。ダンボールは頑丈な上に保温性があり、ゴキブリにとっては最適な住処となります。この隙間はゴキブリの卵を産む場所に適していると言われています。外から運ばれたダンボールに卵がありその卵が孵化することもあります。

特に越冬するため冬の間に潜んだり、卵を生みつけたりします。引っ越しや宅配便のダンボールに潜んだまま家の中に持ち込まれ、ゴキブリが増えてしまうという事はよくあります。

「また使うかもしれないから」と古いダンボールを取っておいたりしないで、なるべくすぐ廃棄するようにしましょう。

 

ゴキブリの侵入経路を塞ぐ

ゴキブリは屋外から侵入してくる害虫なので侵入経路を塞ぐのも対策の一つです。尚、ゴキブリの侵入経路としては以下になります。

実はゴキブリが一番侵入しやすい場所とは、意外にも窓からです。窓が開いていれば、ゴキブリは堂々と侵入してきます。

窓から侵入してくるゴキブリにもベイト剤(毒餌剤)は有効です。

 

 玄関

ゴキブリは、玄関が開いていても、閉まっていても侵入してきます。郵便受けが一体になった玄関扉から郵便物がはみ出していたりすると、その隙間からゴキブリが侵入してきてしまう場合があります。 対策方法としては、玄関扉の近くやゴキブリの巣になりやすい靴箱などにベイト剤を置くのがおススメです。

 

ベランダ

ベランダは人が頻繁に出入りするためその際に、ゴキブリが屋内に侵入する可能性も高くなってきます。

マンションのベランダの場合、ほかの家のベランダを伝ってゴキブリが屋内に侵入する可能性もあります。

集合住宅の場合ですと、ゴキブリが隣家のベランダから伝って、自分の部屋に入ってくることも考えられます。

ベランダでゴキブリの侵入対策をする際には、

  • 窓を開けっぱなしにしない
  • 窓の隙間を塞ぐ
  • エアコンのドレンホースなどの穴を塞ぐ
  • ベランダをゴキブリが好む環境にしない

ゴキブリの食べものとなる落ち葉や土がたまらないよう、ベランダをこまめに掃除してください。

 

排水溝(キッチン・洗面所・浴室・トイレなど)

ゴキブリは、排水口からも入ってきます。

水を頻繁に流していても上がってきます。排水管には大抵、水の通らない、乾いている部分があるので、そこからゴキブリが上ってくるのです。よほど大量に水を流せば全面に水が流れますが、短時間であれば、水が流れている間、彼らはどこかにつかまって耐え、また上がっていくのです。

キッチンの排水管だけでなく洗濯機や洗面台、浴室などの排水管からもゴキブリは侵入してきます。

ゴキブリは、トイレの排水管を通って入ってくることもあるため、そこにたどり着くまえに阻止する必要があります。

 

水回りは侵入経路になるだけでなく、巣にもなりやすい場所です。ベイト剤(毒餌剤)を置きたいところですが、排水溝に直接設置することは難しいので、その周囲に設置しておきましょう。

 

シンク下の収納部

ゴキブリの発生箇所として、注意が必要なのがこのシンク下です。

ゴキブリは、湿気や食べ物のかすが溜まっているような、汚い場所を好みます。シンク下でゴキブリの発生を抑えるためには、掃除をしてきれいにしておきましょう。ゴキブリは、食品のにおいを嗅ぎつけて寄ってきます。シンクの下には食品をできるだけ置いておかないようにしましょう。

シンク下をみると、排水管がでている場所に小さな隙間があるはずです。その隙間から、ゴキブリは侵入してきます。市販の隙間テープやパテなどを利用して隙間を埋めることで、ゴキブリの侵入を阻止することができます。

ゴキブリはジメジメとした場所を好むので、湿気をためないような対策をしておくことも効果があります。

シンクの下にゴキブリが嫌いなハーブや柑橘系の匂いや、ハッカオイルなどを置いておくだけでも、効果を得られるかもしれません。

 

換気扇

換気扇をはじめとする室外と接触している部分は、ゴキブリなどの害虫が入ってくる窓口となります。

換気扇を止めて使用していない間は、ゴキブリなどが侵入するのに十分な隙間ができますから、容易に侵入する事ができます。

キッチンで発生した油汚れが換気扇の汚れとして溜まり、その汚れがゴキブリをおびきよせていることがあります。また、キッチンで発生した匂いにもゴキブリは反応します。換気扇の油汚れはこまめに掃除して、換気扇にゴキブリが来ることを避けるようにしましょう。

換気扇からゴキブリが侵入するだけでなく、換気口からもゴキブリは侵入します。ゴキブリはハウスダストなどのホコリも食しますので、換気口の近くにも対策や配慮が必要となります。換気口にはバスルームの小さな窓やガラリなどがありますし、玄関や窓などの隙間も注意したほうがよいです。

対策としては、防虫スプレーなどを定期的にかけたり、換気扇の外側に金網を設置したり、防虫フィルターを取り付けても侵入を防ぐことができます。

ゴキブリの発生・侵入防止、駆除対策については、以下のリンク先もご参照下さい。

【参照リンク】

 

プロの業者にゴキブリ対策を依頼しよう

それでも「自分で対策をしてもゴキブリが出てきてしまう」「そんな時間がない」という方は、プロの業者に依頼することを検討してみてください。

プロの業者に頼むことで、お金はかかってしまいますが様々なメリットがあります。

  • ゴキブリの住処となっているところを探してくれる
  • 侵入経路を特定し、徹底して塞いでくれる
  • 薬剤が強力なので、確実に駆除してくれる

また、駆除後のケアをしてくれる業者もたくさんあり、ゴキブリとの遭遇率も下げてくれます。

確実にゴキブリ対策をしたいのであれば、一度プロの業者に状況を見て貰うのも一つでしょう。

 

ゴキブリが発生しやすい時期と季節別の対策方法をご紹介いたしました

ゴキブリは人間を襲いませんが、ウイルスや菌などを媒介しているので衛生的に決してよくありません。その為、見つけたら必ず駆除するようにしてください。

1年を通じてのゴキブリの生態を知れば、適切に対策することにより、成虫の数を少なくすることが出来ます。

ゴキブリは夏が一番活発で繁殖する時期になります。その為、春や秋などから対策をしておくのがとても重要です。秋にはゴキブリが生息しにくい環境づくり、春には外からの侵入を許さない環境づくりに留意してください。

夏にゴキブリを見たくないなら、春と秋の対策が効果的。例えば、春は「待ち伏せタイプ」の殺虫剤で侵入を阻止。秋は卵や幼虫を越冬させないよう徹底駆除。季節に合わせた撃退法と、ゴキブリのエサになる生ゴミやすみ家になりやすいダンボールを放置しない、常に清潔しておく、侵入経路に毒エサを置くなど日頃からできる対策をしてください。日頃の対策で、ゴキブリは対策を効果的に行いましょう。

ゴキブリの発生を効果的に防ぐためにも、年間に渡って継続した対策をする事を心がけましょう。

それでも、ゴキブリと遭遇してしまう場合はプロの業者に依頼するのがおすすめです。

今回、紹介した対策方法を駆使して安心して生活できるようになれば幸いです。

 

食品衛生の国際基準HACCP(ハサップ)が完全義務化しました

食品衛生法の改正により食品衛生の国際基準であるHACCP(ハサップ)令和3年(2021年)6月より「完全義務化」しました。

食品の製造、加工、調理、販売を行う全ての食品事業者が対象となり、HACCPに沿った衛生管理を行う事が求められます。

防虫防鼠管理(ゴキブリ・ネズミ管理)害虫害獣対策は、HACCPの前提条件である一般的衛生管理プログラムに該当します。

ゴキブリ駆除ネズミ駆除防虫防鼠対策など年間管理施工は、HACCP(ハサップ)導入中の食品事業者での施工実績のある太洋化工株式会社にお任せください!

飲食店でのゴキブリ対策・防虫管理についてはこちらもご参照ください

 

季節にかかわらずゴキブリ対策は1年を通して定期的かつ継続的に実施する必要があリます。

神戸市兵庫区荒田町にある太洋化工株式会社では、

定期的かつ継続的にゴキブリ駆除・対策を行うための年間管理防除施工を推奨しています。

ゴキブリによる経済的・衛生的・精神的な被害を防ぐためにも、ぜひ太洋化工株式会社へご相談ください。

 

ゴキブリ駆除・対策の相談は神戸の太洋化工株式会社へ

ゴキブリの発生を効果的に防ぐ為、季節毎の生態や対策する時期とポイントについて解説いたしました。

ゴキブリは7度以下では成長できず、-5度以下では死亡する可能性が高まることがわかっています。

冬が始まる前には温かい室内へ侵入するため、特に注意してください。

神戸の太洋化工株式会社では、根本的なゴキブリ駆除・対策に必要な年間管理防除施工を承っています。定期的かつ継続的な点検調査・環境的対策・施設改善提案・駆除・防除施工を行い、衛生管理のお手伝いをいたします。

現在ゴキブリにお困りの方、ゴキブリによる被害が心配な方、ゴキブリに出てきてほしくない方は、ぜひ神戸の太洋化工株式会社へご相談ください。

 

ゴキブリ駆除対策でお困りなら神戸の太洋化工へお問い合わせください

ゴキブリなど害虫駆除に関するご相談は、神戸で1961年(昭和36年)に創業した太洋化工株式会社へお問い合わせください。

太洋化工は神戸市を拠点に兵庫県・大阪府・京都府など関西地域のあらゆる施設(商業施設、飲食店舗、スーパー、コンビニ、食品工場、貨物倉庫、物流センター、空港施設、ホテル、駅ビル、映画館、ゴルフ場、病院、老人ホーム、オフィスビルなど)で害虫駆除を行ってきました。

経験豊富な太洋化工株式会社のスタッフが、確かな技術と経験による安心・安全・確実な施工をいたします。神戸周辺地域からもお気軽にお問い合わせください。

太洋化工株式会社では、

IPM(Integrated Pest Management)=【総合防除】の理念に基づき、
お客様の状況や予算に合わせた各種防除施工サービスをご用意しております。

防除」と「駆除」IPM=「総合防除」については各リンクを参照ください。

 

太洋化工のゴキブリ駆除対策

  • 単にゴキブリを見かけた箇所へ駆除剤を施すだけでは、一時的な駆除はできても根本解決にはなりません。
  • ゴキブリの発生をなくすためには、何よりも侵入源発生源を特定して取り除くことが必要です。
  • 太洋化工株式会社はゴキブリの侵入源発生源を特定して、適切に駆除(=総合防除)を実施します。
  • IPM=「総合的有害生物管理」に基づく生息調査(モニタリング)によって、ゴキブリの侵入源(侵入経路)や発生源(営巣箇所)を特定し、適切な方法でゴキブリ対策(=総合防除)を実施するのです。
  • ゴキブリ対策で用いる防除施工には様々な方法がありますが、太洋化工株式会社はそれぞれの施設に適した安全な防除施工を実施します。
  • 駆除剤による施工だけでも様々な種類があり、化学薬品に制限のあるオーガニック食品工場などで主に使用されている天然成分製剤を用いるなど、長年の経験に基づく様々な防除施工の実績があります。いずれも厚生労働省の承認を受けた医薬品及び医薬部外品を使用しており、安全性にも問題はありません。

ゴキブリ以外の害虫の発生リスクや衛生面への取り組み、施設改善のためのアドバイス・ご提案なども行います。
地域密着型の太洋化工株式会社だからこそできる「即連絡・即対応・即対策」をモットーに、何か問題があれば親身かつキメ細かい対応と対策をご提供いたします。

太洋化工株式会社は、

人間にとって不快であり被害が大きい困ったゴキブリを、
駆除し、退治し、対策し、「防除」します。

オフィスビルや飲食店舗など多くの人が集まる施設に必要である安全・安心な環境衛生対策、
総合的なゴキブリ防除施工
防虫管理施工=【総合防除】を行います!

太洋化工株式会社ではゴキブリ対策として、一時的な、あるいは年に数回といったゴキブリ駆除施工だけではなく、
定期的かつ継続的な衛生管理、防除を行う「年間管理防虫施工」を行っています。

ご契約頂いたお客様の物件に対し年間を通じて定期的かつ継続的な点検調査・環境的対策・施設改善提案・駆除・防除施工を行い、衛生管理のお手伝いを行います!

ゴキブリにお困りの方、ゴキブリの被害が心配な方、ゴキブリに出てきて欲しくない方は、ぜひ太洋化工にご相談ください

 

太洋化工の防虫管理施工

主にゴキブリなど昆虫類を中心に防除します。
年間管理もしくは年数回など施工内容は契約により異なります。

件名 種別 基本料金 施工概要
ゴキブリ防除・駆除施工
※年間管理施工orスポット施工どちらにも対応致します。
定期点検調査
及び
適宜防除施工
月額/10,000円〜(※)
※物件規模や状態によって総額料金は異なります。
定期的に訪問して点検調査を行い調査結果に基づき適宜防除施工を行います。
総防除施工
(統一的な防除施工)
1回分/30,000円~(※)
※物件規模や状態によって総額料金は異なります。
調査結果に基づき薬剤散布を含めた統一的な駆除施工を行います。

(※)あくまでも目安です。実際の施工費用を確定するには別途お見積が必要です。
(※)其々の施工物件の規模・状態によっても施工費用は異なります。

防虫管理施工の実施例

お試し防虫施工の実施例

お試し防虫施工の実施例

お試し防虫施工の実施例

お試し防虫施工の実施例

ゴキブリ防除・駆除施工例 (費用の一例)

例1:ゴキブリ防除(年間管理)某食料品店 施設1F 店内・外周部 (作業員1~2名)毎月/定期点検及び適宜防除施工/月額 13,800円
例2:ゴキブリ駆除 (年2回) 某老人介護施設 1F 共用部・厨房・トイレ・浴室等・外周部(作業員1~2名)年2回/6か月毎 1回分 25,800円
例3:ゴキブリ駆除 (スポット) 某飲食店(1〜2F) 店内及び厨房全域(作業員3~4名)/スポット施工1回分 39,600円
施工内容 : 毒餌剤(ベイト剤)設置・薬剤散布・薬剤空間噴霧(駆除時のみ)など、施工頻度は [1ヶ月毎・2ヶ月毎・6ヶ月毎・1年毎]よりお選び頂けます。

 

太洋化工の防虫防鼠(ぼうちゅうぼうそ)年間管理施工

ゴキブリなどの昆虫類とネズミなど指定された有害生物の防除を中心に年間管理致します。

件名 種別 基本料金 施工概要
防虫防鼠年間管理施工
※ゴキブリ等有害虫及びネズミ等有害獣類の防除を行います。
定期点検調査
及び
適宜防除施工
月額/13,000円〜(※)
※物件規模や状態によって総額料金は異なります。
定期的に訪問して点検調査を実施し、調査結果に基づき適宜防除施工を行います。
総防除施工
(統一的な防除施工)
1回分/33,000円~(※)
※物件規模や状態によって総額料金は異なります。
定期点検調査の結果に基づき、薬剤散布を含めた統一的な防除施工を行います。

(※)あくまでも目安です。実際の施工費用を確定するには別途お見積が必要です。
(※)其々の施工物件の規模・状態によっても施工費用は異なります。

防虫防鼠年間管理施工例 (費用の一例)

例1:某食料品店 店内及び作業場全域(作業員1~2名)毎月/定期点検及び適宜防除施工/月額 13,000円
例2:某飲食店 (2F建て)店内及び厨房全域(作業員1〜2名)毎月/定期点検+年2回/総防除施工/月額 30,000円
例3:某総合病院 (6F建て全2棟) 建物共用部・外周(作業員2~4名)毎月/定期点検+年2回/総防除施工/月額 38,500円
例4:某食品工場 (4F建て)店内及び厨房全域(作業員2~4名)毎月/定期点検+飛翔虫モニタリング+年3回/総防除施工/月額 77,000円
例5:某大型商業施設(飲食店含む数十店舗)・共用部・外周部/全棟一括管理(作業員2~4名)毎月定期点検+総防除施工年4回/年額 1,298,000円

施工内容 : 生息調査(モニタリング)・毒餌剤(ベイト剤)設置・薬剤散布・空間噴霧(駆除時のみ)等、定期点検施工の頻度は [1ヶ月毎・2ヶ月毎・6ヶ月毎・1年毎] よりお選び頂けます。

 

神戸でゴキブリ駆除対策をお考えなら太洋化工へお任せください!

太洋化工株式会社は神戸市を中心に兵庫・大阪・京都のあらゆる施設で害虫駆除ゴキブリ駆除ネズミ駆除など総合的な防除施工を実施致します。

神戸で害虫駆除をお考えなら太洋化工株式会社へ

神戸を含む兵庫・大阪・京都など京阪神地区で害虫駆除ゴキブリ駆除ネズミ駆除をお考えでしたら、ゴキブリ・ハエ・アリ・ハチ・毛虫・ムカデなど、害虫駆除のプロである太洋化工株式会社へお任せください。

調査結果に基づき、薬剤噴霧など適切な方法による定期的な統一的防除施工をを実施します。

調査結果に基づき、薬剤噴霧など適切な方法による定期的な統一的防除施工をを実施します。

太洋化工株式会社では、ご依頼があれば現地へお伺いして、問題となっているゴキブリやねずみなど害虫害獣の生息調査を行います。生息調査で分布状態を把握したら、化学的防除や物理的防除、侵入防止対策などの様々な手法を組み合わせて総合的な防除施工を実施するため、徹底的に害虫を排除することができるのです。

太洋化工株式会社は、神戸市を拠点に兵庫・大阪・京都など関西地域のあらゆる施設での総合的な防除施工を実施致します。
飲食店・食料品店・スーパー・コンビニ・食品工場・貨物倉庫・物流センター・ホテル・駅ビル・空港施設・劇場・シネコン・ゴルフ場・病院・老人ホーム・オフィスビル・商業施設・公共施設など、あらゆる施設のゴキブリやネズミでお悩みでしたら、昭和36年(1961年)創業、兵庫県ペストコントロール協会所属、太洋化工株式会社にご相談ください。

ゴキブリ等の生息状況を把握します

お試し防鼠施工の実施例

お試し防鼠施工の実施例

ゴキブリ駆除用ベイト剤などを使用して適宜防除を実施します

太洋化工株式会社は、年間管理施工のご提案も行っています。一度駆除するだけでなく、定期的な駆除施工、防除施工をして欲しいとお考えの方にこそおすすめです。ゴキブリやねずみ、その他の害虫被害でお困りの方はぜひ太洋化工株式会社をお役立てください。経験豊富な太洋化工株式会社のスタッフが、確かな技術と経験による安心・安全・確実な施工をいたします。神戸周辺地域からもお気軽にお問い合わせください。

 

無料調査実施致します!

 

 

太洋化工は害虫害獣にお困りの方からの様々なご要望にお答えします

  • ゴキブリ、ねずみ、コバエ、アリ、イタチなど害虫・害獣の被害でお困りの方
  • 害虫や害獣の姿は見ないが、本当にいないか調べて欲しい方
  • 今はまだ被害は出ていないが、これからも出ないようにしたい方
  • 有害生物対策や環境衛生管理に関心があり、今後対策や管理を希望される方

お問い合わせをお待ちしています。

ご相談・お見積りは無料です。

調査後お客様に最適な施工方法をご提案し、

お見積り致します。